おはようございます。わてぷです。
前回の続きです。

当日の流れ(1日目)
ワーク開始
このワークが始まったのが14時ですが、
- とあるアプリがあり、そのテストの締め切りが翌日
- 動画の再生数を取得できるもの。再生数はCSVでダウンロードができる。
- 当日の17時までにテストケースまで書き出し
- 翌日、テスト実行に取れる時間は30分
- 残業不可!
というミッションが与えられました。
半端ないっす・・・
進め方としては、
- 仕様の理解
- テストの目的を設定
- 何を優先するのか
- 何をテストしないのか
- テストレベル、テストタイプは?
- テスト計画作成
- テストケースを作成
という形で班の皆さんと話し合っていきました。
結果、それぞれどういう風に決めたのかは後ほど書いていきますが、実行委員の方からいただいたアドバイスとして、
- 対象物の機能ばかりに着目しないように
- テストレベル、テストタイプを明確に
- 出て来た意見、決まったことはどんどん書いていく
と言ったものがありました。
ディナーセッション
ワークが終わったら、2時間ほど自由時間。
そのあとに夕食でした。
夕食中も、参加者の属性、メッセージの紹介やプレゼント当選の発表など、色々と催しがありました。
夜の分科会
夕食後は、夜の分科会。
5つほどのテーマのグループに分かれ、それぞれの内容で情報交換や意見交換などをする場でした。
私は、ソフトウェアテストの情報交換会に参加。
私自身、テストエンジニアになって1ヶ月であり、あまり情報を持っていなかったので。
一番参考になったのは、初心者にオススメの本やオススメの勉強会、オススメのTwitterアカウントの情報ですね。
Twitterアカウントはその場でフォローさせていただき、テストエンジニア関連のリストを作成し、ソフトウェアテストの情報をいつでも取り込めるようにしておきました。
当日の流れ(2日目)
モーニングセッション
SeleniumConf Tokyo 2019 参加レポートのお話でした。
Seleniumってテスト自動化の時によく聞くあれ?くらいの知識しかなかったのですが、こういうカンファレンスがあるんですね。
参加してみたいと思っていたら、次の開催地はロンドンだとか・・・
世界的なものなのね。
YouTubeに動画が上がっているとのことなので、通勤時の時間等を利用してみておくつもり。
テスト実行
昨日作成したテストケースに沿って、該当アプリのテストを実行。
制限時間は30分だったのですが、作成したテストケースは結構早い段階で終わったので、あとは探索的テストを。
私はバグを見つけることは出来ませんでしたが、班の中では合計4つほど見つけることが出来ていました。
テストケースに沿って出来たものもあれば、探索的テストで見つかったものも。
ワーク結果分析
いわゆる答え合わせ。
どうやら合計8個ほどバグが仕込まれていた様子。
ただ、今回の目的は全てのバグを見つけることが目的ではなく、
優先した・重要と判断した目的に合ったバグを見つけることが出来たかどうか
なので、そういう意味ではそこそこ網羅出来たのではないかと思います。
ワーク成果発表
各班がどういう目的でテストを行い、どういう成果を上げたかそれぞれ発表。
なのですが・・・
自分が発表することになり、発表するまで緊張していて、他の班が何を言っていたかあまり覚えていないという・・・
ちなみに私たちの班が行ったものはこんな感じ。
- もっとも優先したものは何か?
- CSVファイルをダウンロード出来て、Excelで閲覧可能なこと
- 理由としては、仕様書に書かれていた背景等にこの部分を重要視していることが書かれていたから
- テストすると決めたものは何か?
- CSVのダウンロード
- それに付随して必要な機能。管理者ログイン、アーティスト追加、動画追加、再生数更新
- どうやってテストするか?
- テストレベルは受け入れ、テストタイプは機能性を重点的に
- 制約上(主に時間)他のものをやっている場合ではないため
- 前提として、顧客は一定レベルのシステムの知見があるため
- 最低限の機能が使用できれば回避方法は何とかなるはず
- 同様の理由で、シナリオテストとコンポーネントテストを行う
- 正常系に限定
- OSはWindows、macOSを網羅
- ブラウザはChrome、Firefoxどちらかが使えれば回避可能と考え、一般、Adminそれぞれで片方のみ
- テストレベルは受け入れ、テストタイプは機能性を重点的に
- テストしないと決めたもの
- 上記以外
- 結果どうだったか
- 見つけるべきバグは見つけることが出来た
- (と思っていたが、一つ勘違いしていたバグがあり、それを逃してしまっていた)
招待講演
株式会社 LIFULLの中野様による招待講演。
テスト計画の立て方についてのお話でした。
特に印象に残ったのが7RULES。
7番目の「誰よりもコミットメントを持つ」というのはまさしく気をつけていかなければなと。
テスト計画を書いた以上、当事者意識を持ってプロジェクトに対応するということは、書いてみれば当たり前のことのように思えますが、実際に自分がする立場になった時にそこまで考えているのか・・・
まぁ、まずはしっかりとテスト計画を立てられるようにしないといけないわけですが、言われたことだけをやっているという状況に陥らないようにしていきたい。
まとめ
と、最後の方は少し駆け足気味になってしまいましたが、こんな感じで密度の濃い2日間を過ごしてきました。
というか何でこんな感じで分けて書いたのだ、自分?
さて、これまで実際に体験したことしか書いていないので、次はYWTでも書いておこうかと思います。
(YWTも今回のWACATEで教えてもらった。)
それでは。
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